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2020.05.04

通訳

「通訳者」としてのキャリアをスタート-最初の仕事をもらうには?


トランスユーロ株式会社では、2019年、5月から通訳業務を開始致しました。翻訳とは似て非なる業務である通訳。国際会議やテレビ番組という大舞台から、ビジネス商談、専門家のための講演会、ワークショップ、ドイツ人旅行者のためのアテンド、ドイツ語圏内からのエンジニアを迎える工場通訳など、様々なシーンで通訳者は必要とされています。

ドイツ語通訳者とは

かくいう私も、トランスユーロに通訳者登録している通訳者であり、まだまだ未熟な点もありますが、経験年数は5年ほどで、今日までフリーランスとして、様々な現場で日独通訳業務に関わってまいりました。

私の通訳者としての初めての業務は、観光関係のワークショップで、ドイツ国内の観光関連の企業や役所が、日本の旅行会社にPRをする場でした。その後、レセプションパーティーの通訳や会食での通訳など、比較的難易度の低い・単発の仕事を経て、徐々に難易度を上げて工場通訳などの、長期間にわたる現場での業務を頂けるようになりました。

さて、ドイツ語通訳者への道のりというのは、英語通訳者のそれとは全く違う道のりがあると思われます。現在の日本で、第一外国語として学ぶ機会が圧倒的に多い英語は、通訳学校も多く、また通訳者の需要も高いのですが、ドイツ語の需要というのは、英語に比べると格段に少なく、またドイツ語の通訳技術を学べる場も数えるほどというのが現状です。ですので、ドイツ語の通訳者になる方というのは、最初から少なくとも何か別の理由でドイツ語圏然り、ドイツ語そのものへの関わりがある方が、独自に通訳への道を切り開いていくのが一般的といえます。これは英語以外の言語の通訳者さんたちにも当てはまることかと思われます。

ドイツ語通訳者となるきっかけ

私自身がドイツ語を学ぶ最初のきっかけとなったのは、大学で専攻していた哲学研究のためでした。日本の大学で哲学科を卒業後、ドイツ国内の大学へ正規留学をして、学問に関する研鑽を積み、無事大学を卒業して、日本へと完全帰国を果たしました。

日本でも研究生活を続けていたのですが、その傍ら、ドイツ留学時代の知り合いから、ドイツ語通訳ができる人間を探しているという話を聞き、そのご縁で初めての通訳業務に関わったという次第です。その時は、まさか自分がその後も引き続き通訳の業務に関わっていくとは思っていませんでした。私の場合のきっかけは、ほんの一例にすぎませんが、このような偶然のタイミングとご縁でつながる仕事というのは、意外と多いのではないでしょうか。

トランスユーロでは、様々なバックグラウンドを持った実績豊かなドイツ語通訳者を手配することができます。いつでもお問い合わせください。

 

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