自然豊かな中央スイスの町シュタンス

 

これまでにかなり多くの名所をご紹介させていただきましたが、それらは基本的にスイスの主要都市でしたので、都市観光には最適である一方、旅行を楽しむ人の中には自然体験や様々なアクティビティに重点を置く方も少なくありませんので、そのような場所を求める人は過去の記事で採り上げてきた内容にあまり関心がなかったのではないでしょうか?

しかし、スイスはむしろ大自然を堪能できる場所が大半を占めるため、屋外で楽しむそれぞれの興味や趣味に応じた目的地もたくさんあります。

そして、スイスの自然は言うまでもなく壮大で日本では決してお目にかかることができない美しさで溢れています。

そこで、今回は都市観光よりも自然に触れるのが好みだという方にピッタリである田舎のロマンが満載なニトヴァルデン準州(Kanton Nidwalden)州都シュタンス(Stans)をご紹介いたします。

 

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スイスで最も美しいと謳われるグラールス

 

観光客の中には、見物できるスポットの豊富さや利便性の観点から都会を旅行先に選んで、いわゆる都市観光を楽しむ方が多いと思いますが、自然溢れる地方も見所満載であることを忘れてはいけません。

特にスイスにご興味のある皆様からしてみれば、むしろ日本にない魅力を感じられる後者の方が好ましいのではないでしょうか?

そのせいか、大半の人は氷河特急(Glacier Express)マッターホルン(Matterhorn)を求めてスイスを訪れます。

しかし、それはどちらかというと観光庁が外国人に対して「見せたいスイス」であって、国民にとってはあまり馴染みのないものですので、逆に庶民的で日常的な本来のスイスに触れたいと感じる観光客には不向きです。

とはいえ、ガイドブックなどでは観光地化されていないありのままのスイスを体験できる場所は殆ど掲載されないことから、情報の入手が容易ではありません。

そこで、今回はそのような悩みを解消するため、「素」のスイスを堪能したい方にうってつけの場所と言えるグラールス州(Kanton Glarus)とその州都であるグラールス市をご紹介させていただきます。

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Wetterpate ‐高気圧と低気圧の名付け親

 

ドイツの天気予報ニュースを聞いていると、「高気圧のオスカーが、明日は非常に乾燥した空気をもたらします」だとか、「低気圧のポリーによって強い雨が発生します」だとか、天気図の高気圧と低気圧に人の名前が付けられていて、なかなか面白いんです。

実は、ドイツでは毎年9月に、翌年発生する高気圧と低気圧の名付け親(Wetterpateが募集されていて、自分の名前だったり、誰か大切な人にプレゼントとしてその人の名前を応募できたりと、ユニークなシステムになっているんです。

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ドイツでシエスタ?猛暑を乗り切る提案

 

今年も35度以上の猛暑日が連日続き「災害級の暑さ」とまで言われていますが、これは日本のみならず、世界中が熱波に苦しんでおり、7月初旬には地球の平均気温が過去12万5千年間で最も高い気温を記録したとのニュースもあるほどです。

北米やヨーロッパ各地でも高温による山火事の被害は大きく、WMO(世界気象機関)も「命にかかわる暑さ」と、死亡リスクの高まりに警鐘を鳴らしています。ドイツでも7月半ばは猛暑日が続き、年々厳しくなる熱波への対策を取るべく新たな議論がされています。

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先が読めないスイスの天気

 

お天気は日常における行動などを左右しますので、皆様も普段生活している中でお天気は常に気にされているかと思います。

また、旅行に行く際は雨によって予定していた一日の内容を変更する必要もあるので、やはり無視することはできません。

特に、スイスに関してはユングフラウヨッホを訪れる観光客も多いので、旅行会社には「私が行く時は晴れるでしょうか?」などの問い合わせも多いそうです。

したがって、今回はスイスのお天気についてのお話をさせていただきます。

 

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ドイツ最大の湖 ボーデン湖 

ドイツ最大の湖、ボーデン湖。その大きさは536㎢で、日本最大の湖である琵琶湖と比べるとその大きさは琵琶湖の約3分の2程度です。しかしその貯水量は琵琶湖の2倍で50㎦にもなります。内陸国であるドイツは、海に面している土地が少ないものの、国内にある湖の数はおよそ12,000以上にものぼり、その多くが北ドイツか南ドイツのアルペン地方に集中しています。

 

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スイス最西端の都市ジュネーヴ

以前、ベルンをご紹介した際にベルンが連邦都市として事実上スイスの首都であることにも触れさせていただきましたが、皆様の中には本ブログの記事を毎回読んでくれている人ばかりではないと思いますので、未だにジュネーヴがスイスの首都であると勘違いされている方もいるのではないでしょうか?

確かに、ジュネーヴはビジネスを始め、国際会議などの目的で年間を通して多くの外国人が訪問しますし、メディアでも度々その名前を見聞きすることがあります。しかも、それらがほぼ政治経済に関するものであることから、スイスに行かれたことがない人はもとより、現地を訪れた観光客でさえ、ジュネーヴが政治の中心であるかのように感じてしまいます。しかし、スイス人からすればそれはとんでもない誤解で、ジュネーヴほどスイスらしくない地域はないと主張するぐらいです。

したがって、今回は実際にどのような場所であるかを知っていただくために、ジュネーヴ州(Canton de GenèveまたはKanton Genf)の州都であるジュネーヴについてご説明させていただきます。

 

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日本の登山用語に影響を与えたワンダーフォーゲル

ドイツ語から日本語へと借用された語彙は、医学用語、音楽用語、政治用語など多分野にわたり、外来語として日本語に根付いていますが、今回は、登山用語についてご紹介します。ゲレンデ、ストック、リュックサック、ザイル、ピッケル…、ドイツ語由来のものが多い山岳用語ですが、その背景にはどのような歴史と文化があるのでしょうか。

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スイス・アルプスの魅力

本ブログでは今までいろいろなお話をさせていただきましたが、ある特定の話題が抜けていることにお気付きでしょうか?

「ちょっと知りたいスイス」というタイトルでありながらスイスの代名詞とも言える「山」に関するネタをご紹介したことがないのです!皆様を始め、大半の人はスイスをイメージする際にアルプスを思い浮かべると思います。

また、私自身もスイスについて語る際は「腐るほど山がある」や「見飽きてしまうぐらい山しかない」との表現を頻繁に使うにも拘わらず、過去の記事で山に触れることがありませんでした。このままだといつか読者の方からそのことを指摘されるのではないかと密かに危惧していましたので、今回は満を持して「スイス・アルプスの魅力」と題し山岳国家スイスの主役である「山」についての話をしたいと思います。

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