ドイツ出身の漫画家たち
以前、ドイツが舞台の日本の漫画をご紹介しましたが、今回はドイツ出身の漫画家たちを何人かご紹介したいと思います。日本の漫画文化に影響されて、ついには自分でも漫画家になった人、または、日本の漫画文化からではなく、漫画をひとつの表現として作品を創作している人々など、ひとくちにコミック作家、漫画家といっても実際は十人十色です。
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以前、ドイツが舞台の日本の漫画をご紹介しましたが、今回はドイツ出身の漫画家たちを何人かご紹介したいと思います。日本の漫画文化に影響されて、ついには自分でも漫画家になった人、または、日本の漫画文化からではなく、漫画をひとつの表現として作品を創作している人々など、ひとくちにコミック作家、漫画家といっても実際は十人十色です。
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ドイツは世界に誇る著名なモダンダンスの舞踏家、振付家を生み出してきた歴史があります。ドイツのモダンダンスは、古典的かつ伝統的な舞踏の形式であるバレエへのアンチテーゼとして20世紀初頭のワイマール共和国時代のドイツ語圏で誕生し、世界的な発展を遂げ続けています。2014年にはこのモダンダンス及び体系化された指導法が、UNESCOの無形文化遺産にも登録されました。日本でも早くから注目され、国際的な評価を得ている日本の前衛舞踏である『暗黒舞踏』のルーツともなっており、大野一雄(1906‐2010)や江口隆也(1900-1977)、宮操子(1907‐2009)といった有名舞踏家らもドイツで研鑽を積んでいました。
芸術の都といえばパリ。音楽の都といえばウィーン。しかし今日ではそのような認識も徐々にアップデートされている現状があるのではないでしょうか。ドイツでは、5年に一度、カッセルでドクメンタという世界最大規模の国際現代芸術展が行われています。会期中には、人口20万人の都市であるこのカッセルに欧州全土から約60万人の観客が集まるほどです。今回は芸術の祭典となるこのドクメンタについてお伝えします。
ドイツの美術について、中世、近代とお伝えしてきました。今回は20世紀初頭から現代にわたるドイツの美術についてお伝えします。ドイツ美術が、西洋美術史の中で最もスポットライトを浴びるのは、19世紀末から20世紀初頭ではないでしょうか。なかでもドイツを発祥とした表現主義は、その後に起こった様々な芸術運動への影響も多大です。世界大戦という混乱期のドイツ美術には、比類なき激動的な芸術家のパッションがあったようです。
前回に引き続き、ドイツ美術についてお届けします。ドイツ美術は、フランス、イタリアから大きな影響を受けました。中世、近世のドイツ美術はあまり活発ではありませんでしたが、近現代では芸術運動も盛んとなり、独自性と芸術的価値も認められていきます。今回は、ドイツ美術②として18世紀後半から19世紀前半に興ったロマン主義についてお伝えします。
芸術の都といえばパリ、音楽の都といえばウィーン。ドイツの芸術といえば、ドイツのクラシック音楽も見逃すことはできません。超一流の作曲家、バッハ、ブラームス、ベートーベンといった3Bと言われる巨匠作曲家が存在しますし、一流のオーケストラも多くあります。一方、建築、彫刻、絵画美術の領域では、イタリアやフランス、スペイン、オランダなどの近隣諸国に比べると、若干地味な印象があり、ぱっと思い浮かぶ有名画家も、そこまで多くはないのかもしれません。ドイツ美術の歴史、ドイツ的美術とはどのようなものでしょう。二回に渡ってお届けします。