ウィーン住居事情
こんにちは、4月から『オーストリア留学日記』を担当して参りましたmona_tです。
最終回の今回は『ウィーン住居事情』と題し、私自身のウィーンでの家探し体験から、家選びの基準、そして日本とはやっぱりちょっと違う、オーストリアならではの家あるあるまで、盛りだくさんでお届けします。
こんにちは。今年2022年のドイツの夏は、早くも6月にしてHitzewelle (熱波)が到来し、7月に入って30度を超える日が続いています。先週は40度近くまで上がる猛暑となったため、Hitzefrei(暑気休み)で学校の授業が通常より早めに終了しました。子供たちは大喜びで、学校帰りにアイスを食べたり、いつもより早い時間帯にプールに行ったりと、なんだか嬉しそう。ドイツでは冷房設備が日本と比べてまだ普及しておらず、暑さで仕事がはかどらないためか、公務員の友人は猛暑の日は有休を取って、朝からプールに行って涼んでいるそうです。そんなことを日本の職場でしたら、ひんしゅくを買って今後仕事がしづらくなるかも?と心配になるところですが、ドイツ社会は有休が取りやすいため、上司や同僚に気を遣う必要なんてありません。う~ん、羨ましいですね!
ドイツの家、日本の家屋との違いは色々ありますが(ドイツの窓参照)、今回は地下室(独語:Keller)についてお伝えします。
日本の一般的な住宅ではほとんどお目にかかれない地下室ですが、ドイツではかなり一般的です。マンションのような集合住宅の場合でも、地下に世帯ごとのスペースが設けられているのも特徴的です。