オーストリアのお酒
2020年、オーストリアにおける健康増進のための研究機関であるGesundheit Österreich GmbHの調査によれば、オーストリア人は1人当たり1年間で平均的にビールは106.9リットル、ワインは26.0リットル、シュナップス等の強いアルコール飲料は1.4リットルを飲んでいるそうです。他の国と比べるとかなり高い消費量だと言えます。ビールとワインは間違いなく一番人気の飲み物なのですが、その他にもシュナップス(Schnaps)からシュトゥルム(Sturm)までオーストリアでは様々なアルコール飲料が嗜好されています。たんにオーストリア人がお酒好きというだけでなく、オーストリアのお酒は文化や自然にも繋がりが深いと言えます。
例えば、オーストリアには至るところにビールの醸造所がありますし、東オーストリア地方には一面ブドウ畑の景色が広がっています。オーストリア人にとって、食べ物と同様にお酒も大事な嗜好品ですので、今回はオーストリアのお酒を紹介させていただきます。