スイスの連邦州を意味する「カントン」について

過去の記事でスイスの州についてお話した際に何度か「カントン」(Kanton)という言葉が登場しましたよね?

州は様々な国で行政管区のひとつで、司法管区や選挙区を指す場合もあります。既にご存知だと思いますが、州はアメリカ合衆国で「ステイト」(State)、ドイツやオーストリアでは「ブンデスラント」(Bundesland)と呼ばれ、国よっては様々な単語が用いられます。

そして、スイスではそれぞれの州を「カントン」と言いますが、それは日本だけでなく実はドイツ語圏でも本来あまり馴染みのない言葉なのです。

したがって、今回はスイスで州を何故「カントン」と呼ぶようになったのかについてのお話をさせていただきます。

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Wuchetag スイスドイツ語講座その7:曜日

皆様、お久しぶりです!スイスドイツ語は上達していますでしょうか?

本ブログではドイツ語レベルや目的を問わず、なるべく現地で役立つスイスドイツ語を中心に採り上げるようにしています。したがって、今回もスイスに行ったらすぐに使えて短時間で感覚が身に付く実践的な内容と言える「曜日」の表現をご紹介いたします。

読者の中には曜日を一度も口にすることなく観光を楽しめる自信を持っておられる方も少なくはないと思います。しかし、インターネットなどを通じて事前に確認をしない限り、施設が祝祭日でいきなり休業しているということもあり得るので、曜日を知っておくことは現地での情報収集にも欠かせないと言えます。したがって、今回は曜日に関するお話をさせていただきます。

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スイスの方言文学
~スイス方言文学作家ドミニク・ブルン氏へのインタビュー

皆様は「方言文学」という言葉をご存知でしょうか?

方言文学とは限られた特定の地域でのみ使われる方言または言語で執筆された文章を指し、世界各国で様々なものがあります。

スイスにおいてもスイス固有のスイスドイツ語を用いた、標準ドイツ語とは異なる作品の数々が存在し、ドイツ文学内で個別の分野となっているのです。

実は、一年以上前に本ブログの読者様がベルン出身の作家さんによる絵本を入手したものの、それが全く読めなかったという体験談を寄せていただき、方言文学もまたスイスの独特な文化のひとつであることを改めて認識するきかっけとなりました。

また、方言文学を本ブログでも取り上げてみたら面白いのではないか考え、記事の作成を進めることにしました。あれからかなりの時間が経過してしまいましたが、当時の思いをやっと形にすることができましたので、今回はスイスの方言文学についてのお話をさせていただきます。

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中央スイスの古都ルツェルン

今回はルツェルン州(Kanton Luzern)の州都で同名の都市であるルツェルンをご紹介いたします。

スイスの観光ガイドに必ず掲載されることから既にご存知の方や実際にご訪問された人も多いと思います。しかし、小さな町であるとの理由から日帰り旅行の対象にされがちで、実際にルツェルンを訪れたことのある読者様も長居はしなかったのではないでしょうか?

確かに、ルツェルンの中心部は非常にコンパクトで、短時間で効率よく回れるのですが、その郊外や周辺地域を含めば数えきれないほどの見どころに溢れています。

したがって、今回は「ルツェルンを再度訪れたい」や「一度だけルツェルンに行けるなら時間を掛けて見たい」と思えるような魅力の数々についてのお話をさせていただきます。

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スイスと言えばやっぱりチーズ

少し前にスイスがチョコ大国であることをご紹介させていただきましたが、チーズフォンデュがスイスを代表する料理として世界的に有名であることから、多くの人にとってスイスと言えばやはりチーズのイメージが強いのではないでしょうか?

確かに、チーズはスイスで様々な料理の主役であり、大半の家庭で定番のおかずとしても消費されていますので、スイス人の主食に匹敵すると言っても過言ではありません。

また、スイスは世界的に見てもチーズの主要生産国に挙げられており、「スイスチーズ」というブランドまで存在するぐらい広く知られています。

しかし、フランスのカマンベールやイタリアのモッツァレッラに比べて、スイスにはどのような種類のチーズがあるのかと問われると、具体的な名前が思い浮かばない方も少なくないようです。

そこで、今回は皆様にスイス最大の特産品に数えられるチーズのことをもっと詳しく知ってもらうために、スイスチーズに関するお話をさせていただきます。

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スイスで生まれた禁断のお酒アブサン

皆様は「アブサン」というお酒をご存知でしょうか?

実際に飲んだことがある人はさほどいなくても、フランスで多くの画家や作家が愛飲していたことでその名前を知っている方は少なくないと思います。そのような経緯から大半の人はアブサンがフランスのお酒であるとの認識をお持ちですが、実はその発祥地はフランスではなくスイスなのです。

したがって、今回は認知度が高いものの、その詳細についてはあまり知られていないスイス生まれのアブサンをご紹介いたします。

 

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Hopp Schwiiz! スイスドイツ語講座その6:スポーツに関する言葉

突然ですが、皆様はスポーツがお好きですか?

もちろん、趣味や健康のためにやっているスポーツと観戦者として楽しむスポーツで好き嫌いが変わると思いますが、そもそもスポーツに関心があるかどうかという質問です。

統計を見る限り、日本人は様々な競技を観戦するのが好きなだけでなく、自らも積極的に身体を動かすのが習慣になっているようです。また、普段はさほど興味がなくてもオリンッピクやワールドカップのような国際的なイベントだけは気になるという人もいるのではないでしょうか?

例えば、2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップでは多くの国民が「One Team」の渦に巻き込まれ、元々ラグビーに縁がないのに選手にエールを送った方も少なくありませんでした。

このように、関わり方は人それぞれですが、スポーツは何等かの形で我々の生活の一部を占めていると言えます。これは外国人であっても同じことで、クラブ活動が盛んなスイスにおいてスポーツは特に欠かせません。

したがって、今回は冬季オリンピックに合わせてスポーツに関するスイスドイツ語をご紹介します。

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食の名産地アッペンツェル

皆様は「アッペンツェル」という名前を聞いたことがありますか?

ピンと来ない方が多いでしょうが、日本でチーズ売り場に足を運ぶと、必ず登場する名前のひとつですし、世界のビールを取り扱う酒屋でも稀に目にすることがあります。

チーズやお酒など複数の商品で使用されている名前ですが、それが実はスイスの地名であることを知っている人は少ないのではないのでしょうか?

そこで、今回は世界的にその名が知られているアッペンツェルをご紹介させていただきます。

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スイス軍隊あるある 装備編

以前スイスの徴兵制度についてのお話をさせていただきましたが、その際はスイス軍隊そのものをご理解していただくために、より一般的な内容のみに触れました。

しかし、スイス軍隊にまつわるいろいろな噂や疑問点も少なくないので、皆様の中にはそれらの詳細が気になっている方もいるのではないでしょうか?

したがって、今回は「スイス軍隊あるある」と題して様々な小ネタをご紹介させていただきたいと存じます。しかし、語りだすと止まらないほどネタが多いため、本編では主に装備に関する内容をまとめさせていただきました。

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国民投票の多い国スイス

日本人に「スイスの大統領って誰?」と、聞かれることが度々あるのですが、その回答にはいつも困ります。

というのも、スイスは大統領制でもなければ1人の人物が内閣の首班となることもないので、強いて言うなら国民がそれに最も該当するからです。

また、スイスと言えば単純に「永世中立国」を思い浮かべる方も少なくないと思いますが、スイスの政治体制を一言で表すには少々無理があります。

そのため、今回はそのような疑問の多いスイスの政治について色々とご説明させていただきます。  ⇒続き