ドイツの川① 父なる川 ライン

ドイツの国境は9ヵ国に囲まれており、海があるのは北ドイツに面する北海とバルト海だけです。海はあまり身近な存在ではありませんが、有名かつ重要な川はいくつか存在します。森がドイツ人の精神性に深く根付いている一方で、ドイツ人にとっての川の存在と意味も見逃すことはできません。歴史的にみると、ときに国境線として争いの場にもなり、また、経済産業を支える重要な役割も果たしてきました。

今回はドイツを流れる川の中でも、最も重要といわれているライン川についてお伝えします。

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ドイツのコンピューターゲーム事情

世界中、様々な利用端末で楽しまれているコンピューターゲーム。Switch、スマホゲーム、VRゲーム。古いところではファミコン、ゲームボーイなども懐かしいですね。ボードゲーム好きなドイツ人ですが、コンピューターゲームは、どれだけのユーザーと市場が展開されているのでしょうか?日本のゲームも好まれているのでしょうか? ⇒続き

ドイツの優秀な調理器具

Made in Germanyといえば車、文房具、掃除道具やカメラに髭剃り。ドイツ製品のイメージは世界一という統計結果もあるほど、そのブランド力は抜群で高品質です。さて、今日は調理器具のお話です。ドイツ料理は、ご近所のフランスやイタリアの料理に比べると評判はイマイチで、地味な印象がありますよね。でも料理の評判とは裏腹に、ドイツ製の調理器具は実に優秀なものが多いのです。

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シュタイナー教育 

旧オーストリア帝国生まれの哲学者、神秘思想家、教育者であるルドルフ・シュタイナーが提唱した教育法であるシュタイナー教育をご存じですか?主流の教育法とは異なる思想と方法が取り入れられているオルタナティブ教育のひとつとして世界中に展開しており、シュタイナー学校の数は1000校以上にものぼります。日本でも7校のシュタイナー学校が存在しており、そのうち2校は学校法人にもなっています。今回は、創造性と感性を重視し、人間形成を図るシュタイナー教育についてお伝えします。

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ドイツのテレワーク事情

新型コロナの世界的な感染拡大が始まって早1年半が経ちました。我々の生活にも、感染防止のために多くの新しい習慣や規則が導入されてきましたが、テレワークはその中でも大きな変化のひとつですね。ドイツでは約半年ほど続いたロックダウンも解除され、徐々に規制緩和が進んでいる最中ですが、コロナ禍の元で、どれくらいテレワークは浸透してきたのでしょうか?

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ドイツ語圏の苗字

個人を表す名前である人名には、いわゆる苗字(姓)と名前がありますが、ドイツ語圏の苗字といえばどのような苗字をご存じですか?またドイツではいつ頃から苗字が一般社会でも浸透し始めたのでしょう?今回はドイツ語圏の苗字についてお届けします。

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ドイツの民族衣装

全世界津々浦々、様々な民族衣装が存在します。ヨーロッパの民族衣装の特徴は、ブラウス、スカート、エプロンが主体となっており、頭にリボンや帽子、頭巾などを被るスタイルが一般的です。地方分権であるドイツでは、文化的にも地域性が多様なので、日本の着物のように、国民共通の民族衣装というものは存在しません。また今日では伝統的な行事のみに着用されるものがほとんどですが、既に廃れてしまった民族衣装も多々あります。 

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ドイツが誇る磁器 マイセン

優秀なドイツ製品。自動車や工具、調理器具や文房具などをこれまでご紹介してきましたが、今回は白磁器で有名なマイセン磁器(Meißner Porzellan)をご紹介します。ドイツ北東部のザクセン州の州都、ドレスデンから北西に約25キロに位置するマイセンという町にある工房で生産されている白磁器は、ヨーロッパ初の硬質磁器として1709年に発明されて以来、世界中で愛されています。

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日本とドイツの自殺死亡率について

日本の電車の中吊り広告に、自殺予防週間の呼びかけがあるのを見かけたことがあります。広告の中吊り文化のないドイツと比べると、日本、とくに都内の電車内の中吊広告の多さには驚きますが、その上、自殺予防のポスターまでがあちらこちらにあるという状況は、少々異常にも感じます。しかし、日本の自殺死亡率の高さは世界でも際立っており、大きな社会問題にもなっています。

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ドイツ?ジャーマニー?国名の謎

ドイツ語でドイツの国名はDeutschland(ドイッチュランド、正式名称はDie Bundesrepublik Deutschlandドイツ連邦共和国)ですが、英語ではGermanyと言いますよね。一方、フランス語ではAllemagne(アルマーニュ)といいます。三つの言語だけを見ても、まるで違う表現ですよね。今回は、国名の謎についてお伝えします。

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