スイスドイツ語講座その14:地名の呼び方
皆様は地名の呼び方を間違えたという経験をされたことはございますか?
日本で生活していれば、呼び方以前に地名の読み方が分からず困ってしまうことが多々あると思います。
特に北海道では当て字が使用されている地名の割合が多く、既に知っている名前でなければ正しく読むことがほぼ不可能ですが、比較的簡単な文字しか使わない「三田」であっても「ミタ」なのか「サンダ」なのか見分けが付きません。
さらに、私自身は沖縄県にある慶良間諸島国立公園にある阿嘉島の北浜ビーチを、実は「ニシハマビーチ」と読むことを知った際には、ただただ大きなはてなマークが脳みそを埋め尽くしました。
音読みと訓読みが混同していたり、当て字が用いられていたりする場合でも何らかの関係性が見出せますが、「北」という方角を「西」に変えられたら流石に理解に苦しみます。
とはいえ、よくよく考えればスイスの地名に関しても文字通りの読み方をしないケースは、意外と頻繁に見受けられるので、スイス人が日本の地名をとやかく言う筋合いはありません。
そこで、今回はそんな少し理不尽でありながらも日常で度々目にする地名の呼び方問題についてのお話をさせていただきたいと思います。