FreisingのHasegawa弁理士事務所を訪問しました!

トランスユーロアカデミー講師の加藤勇樹は、2023年10月11日(水)にドイツ・ミュンヘン郊外の燻し銀の町フライジング(Freising)に拠点を置くHasegawa弁理士事務所を訪問しました。

Hasegawa弁理士事務所代表・長谷川寛弁理士といえば、ブログ『徒然なるままに欧州知財実務』は、知財関係者であれば知る人ぞ知る人気ブログで、ドイツ語に関する記事も多く掲載されており、講師の加藤も以前から愛読していて、かねてより機会があれば長谷川弁理士にお目にかかりたいと熱望していました。

 

そして、2023年10月11日、ついにその念願が叶い、ミュンヘン郊外のフライジングにあるHasegawa弁理士事務所を訪問する機会を得ました。

 

フライジングは、ミュンヘン北側のイーザル川流域に位置するバイエルン州に属する古い町です。ミュンヘン中央駅から電車で1時間弱です。バイエルン州内で最も古い居住地のひとつに挙げられ、その歴史は青銅器時代から発するとも云われています。そしてこの町の最も有名なスポットと云えば、何と言っても世界最古のビール醸造所ヴァイエンシュテファン(Weihenstephan)でしょう。

 

<Freisingの街並み>

そんな歴史ある古い町の一角にHasegawa弁理士事務所があります。

事務所を経営する長谷川寛弁理士は、おそらくヨーロッパで最も著名な日本人弁理士さんでしょう。

長谷川弁理士は、ドイツでギムナジウム(Gymnasium)を卒業した後、日本で弁理士の資格を取得して日本の特許事務所で勤務し、その後再びドイツに戻り、欧州特許弁理士およびドイツ弁理士の資格を取得し、2022年4月に現在のHasegawa弁理士事務所として独立しました。現在は、欧州特許訴訟代理人でもあります。

 

そんなすごい経歴を持つ長谷川弁理士ですが、実際にお目にかかってみると大変気さくな方で、しかも笑顔がとびきり素敵な方でした。

朝10時に訪問するとオフィスのある建物入口で加藤を出迎えていただきました。

長谷川弁理士は現在、午後はお子様のケアをしなければならず、ミーティング等の活動は制限しているそうですが、そのようなご多忙の状況の中であるにもかかわらず、日本からやって来たトランスユーロアカデミー講師を温かく迎え入れていただき、特許翻訳の話にも熱心に耳を傾けていただきました。

 

<代表の加藤(左)と長谷川弁理士(右)>

 

長谷川弁理士は日独欧の知財法に精通していて、しかもドイツ語、英語、日本語のすべてにつき母国語に近いスキルをお持ちなので、裁判や口頭審理なども安心してお任せできますね。

 

長谷川弁理士との念願の対面を果たし、加藤はご満悦の様子でした。フル活動を再開された暁には、再び多彩なセミナーを開催していただけることを楽しみにしています。

また当社としてもセミナー等で長谷川弁理士とコラボできる日がやってくることを願っています。

 

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