ドイツのキャラ文化

日本にいるとキャラクターが至る所に溢れています。ドラえもん、クレヨンしんちゃん、アンパンマンなどのアニメのキャラクターから、キティなどのキャラクター、そして町おこし・村おこしの看板となっているゆるキャラなど、アイデアと個性が満ちあふれたキャラクター表現はもはや日本文化の代表的な特徴ともいえるでしょう。では一方ドイツではどのようなキャラクターがあるのでしょうか。

ドイツのキャラ

-マウス(Die Maus

 

マウス(Die Maus)をご存じでしょうか。ドイツに縁がない人でもこちらのキャラクターは見たことあるのではないでしょうか。一番有名なドイツのキャラクターといってもよいでしょう。1971年から西ドイツ放送局(WDR)で放送されてきた子供番組のキャラクターで国内外で有名です。日本では獨協大学のキャラクターにもなっているそうですよ。

-ねずみのディディル(Diddl)

 

こちらも文房具ショップなどでよく見かけるキャラクターです。イラストレーターのトーマス・ゴレッツ氏が作者で、1991年も商品化されて以来、幅広い層で愛されているキャラクターの一つです。絵や色使いは、マウスと違い、ちょっと日本には馴染みにくいような気がします。

ニキ(NICI

 

世界60カ国で展開しているドイツ生まれのぬいぐるみブランド、ニキも人気です。日本でも取り扱い店舗が多数あり、その心地よい手触りが人気だそう。1986年にプファッフ夫妻が自分の娘のためにぬいぐるみを作ったのが創業のきっかけで、ニキというのは、その娘さん(ニコル)の愛称だそうです。

絶対的人気の馬と馬グッズ

 

さて最後にご紹介したいのが、馬のグッズです。多くのメーカーから馬の絵が入った子供用のグッズをドイツではよく見かけます。日本で馬をモチーフにして人気がでたものは、そうたくさんはありませんが、ドイツおよび、欧米諸国では憧れの動物で、特に女の子に人気だそうです。

筆記用具、ランドセルなどの学校で使う物がたくさんありますが、絵がなかなか写実的で子供向け商品にあまり見えませんが、ドイツでは人気だそうです。

いかがですか。日本の“カワイイ”感覚とは少し違う表現ですよね。デフォルメの仕方や、色使いに表情など、独自の表現方法が見られます。ドイツと日本のキャラ文化の大きな違いは、ドイツでは、キャラクターグッズは、子供やティーンエイジャーのためのもので、大人用の商品などはありませんし、企業や官公庁とのタイアップなどは考えられない点でしょう。その点、日本では大人から子供まで、何かしらのキャラクターグッズを持つことも珍しくはないですし、官公庁も独自のキャラクターをつくってPRしていますよね。銀行の通帳にキャラクターが載っているのは、ドイツ人の目にはとても奇妙にうつると聞いたことがあります。

さて、みなさんは、お気に入りのドイツ生まれのキャラクターはありますか?


参考HP

 

 

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