ドイツ語法律文書 翻訳セミナー開催のお知らせ
2020年7月11日(土)13:00~、トランスユーロ株式会社の翻訳者による、ドイツ語法律文書セミナーを開催いたします。
ドイツ語の法律文書の翻訳が必要になる背景には、経済大国であるドイツと日本の企業間の結びつきが強いことがあります。各国中7位、欧州では1位の日系企業進出先として選ばれているドイツには、現在1800以上の日系企業の拠点があり、そこでのやりとりは英語がメインになっていると思われている方が多いと思います。
普段の業務連絡レベルでは確かに英語がメインですが、契約書や、裁判文書では実はそうでもないのです。
ドイツ語を正とする契約書や、ドイツ語でしか書かれていない判決文が存在し、法律文書のドイツ語を日本語に訳せる方が少なく、ドイツ語から英語に翻訳され、そこからさらに英語から日本語に翻訳されるという手間のかかる作業が行われています。
しかし、ドイツ法・英米法・日本法では法解釈が異なります。言語が異なるだけでなく、解釈も異なるものを二回も訳すというのは、たとえ翻訳者が言語にも法律にも詳しく優秀であったとしてもリスクが伴います。
そのような背景から、ドイツ法と日本法の違いを理解したうえで、ドイツ語から日本語に直接翻訳できる翻訳者が求められています。今回の翻訳セミナーでは、契約書を実際にドイツ語から日本語に翻訳しながら、ドイツ法と日本法の違いを踏まえて、解説していきます。
翻訳セミナーの域を超えて、法律の解釈も同時に聞けるよう、講師にはドイツ法を専門とする方をお迎えしました。詳しくは以下のページをご確認下さい。
トランスユーロアカデミー 事務局
*トランスユーロアカデミーは、ドイツ語の翻訳会社トランスユーロ株式会社が運営する語学スクールです。
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