ドイツの食事情あるある10選
目次
ドイツに滞在した経験のある方々は、食に関する事柄でカルチャーショックを受けることが多々あると思います。今回はそんな「ドイツ食事情あるある10選」をお届けします。
1.おやつにきゅうりやニンジンを持ってきている
ドイツでは生野菜をスナックのように食べている姿をよく見かけます。なんだかワイルドですよね。ドイツではお弁当にもパプリカやキュウリを丸ごとということもあります。
https://life-to-food.com/life/805/
2.ジュースは水や炭酸水で薄める
オレンジジュース、リンゴジュースなどはドイツ人の舌には濃厚なのか、水で薄める習慣があります。リンゴジュースの炭酸水割り・アプフェルショーレ(Apfelschorle)は、飲食店やスーパー、KIOSKでも手に入る国民的飲み物とも言えます。
3.ペットボトル入りのビールがある
ビールといえば、缶か瓶で販売されていますが、ドイツにはなんとペットボトル入りのビールも売っています。もちろんこのペットボトルもデポジットつきで、一本の正味の値段は約50円以下。色んな側面からドイツらしさが溢れています。
https://tokuhain.arukikata.co.jp/berlin/2015/08/post_115.html
4.ケーキにフォークが突き刺さっている
写真のケーキの側面にフォークが刺さっているのがわかるでしょうか。カフェなどでケーキを頼むと、こんな風に給仕されます。日本の行儀作法から考えるとえっ?と思ってしまうかもしれませんね。この理由は諸説ありますが、ケーキを運ぶときにフォークを落とさないようにするためだとか。でも、単なる習慣として無意識にこうしているのが実態という声もあります。
https://trip-s.world/cake-fork
5.パプリカ味が多い
ポテトチップス、パンに塗るディップ、ハムなど何かとパプリカ味が多いドイツの食品です。食のヴァリエーションが多い日本ですが、パプリカ味は見たことないですね。
https://www.deutschlife.com/entry/paprikachips/20170204
6.夏はなにかとバーベキュー
夏にみんなでごはんを食べよう!となると高確率でバーベキューになります。肉、ソーセージ、サラダなどを持ち寄ってビールを飲みながら夜遅くまで歓談。ドイツの夏のスタイルです。
コーヒーフロート??
7.アイスコーヒーを頼むと、コーヒーにアイスがのったものがでてくる
冷たいコーヒーのつもりで「アイスカフェ」を頼むと、アイスや生クリームがのったコーヒーがでてくるのがドイツ流です。「アイスってそっちのアイス?」と思っちゃいますね。
8.スパゲッティアイスに驚く
アイス好きの多いドイツにはアイス屋さんもあちこちにありますが、スパゲッティアイスは定番商品。ドイツのとあるアイス屋さんが1969年に生み出し、ドイツ中に広まったスイーツですが、プレッサーで絞り出して麺状になったアイスにトマトソースに見立てたイチゴソースがかかっています。見た目のインパクトとそのアイデアはなんともユニーク。
9ミルヒライスを食事用に代用
ミルヒライスとは、ドイツで好まれているデザートで、ミルクと砂糖で煮込んだ米にシナモンパウダーやサクランボなどのフルーツを載せて食後に食べるお米です。お米も短粒米で、日本米と似ているので、在独日本人の方は、このお米を普段の食事用に代用している人も少なくありません。五百グラム100円以下と安価でお得なので、手軽に日本食風の食事ができますよね。
https://de.wikipedia.org/wiki/Milchreis
10.食事の量が多くて太る
ドイツ料理のボリュームには、驚かされます。レストランですと基本的に一人ワンプレートで注文しますが、その量の多いこと。トルコ系ファーストフードのケバブにしても、大きなパンにお肉も野菜も詰め込まれていてとても一人では食べきれない…と思うのもつかの間。しばらく滞在を続けると、あっという間にその量に慣れて完食できるようになり、あげくには何キロも太ってしまう…。ドイツに滞在している日本人には悩みの種です。そして、日本に戻ってくると、日本のお皿の小ささや、量の少なさにまたびっくりなんてことも。
ドイツ滞在の経験のある方は、思い当たる経験があったのではないでしょうか。ビールとソーセージだけではないドイツの食文化、まだまだ一般的に知られていない習慣や発見がありそうですね。
これまで【日本人からみると不思議なドイツ事情】、【ものづくりの国ドイツ】を担当してまいりました、HHです。京都生まれ。ドイツ・フライブルク大学卒。留学中に得た経験をもとに、独自のアンテナを張って様々な側面からみたドイツをお伝えしていきたいと思います!皆さまのドイツ文化に関する興味・関心、ブログの感想もぜひ聞かせて下さいね。
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