日本とドイツの洪水災害―いずれも問われる行政側の対応―

6月に、観光地として人気がある熱海で大雨による災害が発生しました。土石流で亡くなった方は26名にのぼり、現在も2名が行方不明となっています。また、多数の家屋が損害を受け、倒壊しました。近年、日本では同様の災害を頻繁に目にするようになりましたが、ドイツ、オーストリア、スイスでも、今年は悲惨な洪水が発生しました。

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ドイツの自然療法、そして自然療法士

ドイツは医療先進国であり、西洋医学の基盤も築いてきた伝統があります。しかし、その一方で、自然療法―Naturheilkundeも盛んで、主要先進国の中で、最も代替医療が活用されている国とも言われています。多くの人が、様々な方法で癒しを求める現代。ドイツの自然療法についてご紹介します。

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オーストリアはヨーロッパでスーパーマーケットが一番多い国

私は外国に旅行した時、なんてスーパーマーケットが少ないんだろうと思った事がよくありました。

オーストリアが普通で、他の国がおかしいと思っていました。でも、しばらくしてそうではないと気づきました。他の国のスーパーが少ないわけではなくオーストリアのスーパーが異常に多いのです。実はオーストリは、ヨーロッパで一番スーパーマーケットの密度が高い国だそうです(Oe3)。現在、日本で暮らしている家の周りにはスーパーが3軒ありますが、一番近いスーパーでも自転車で20分くらいかかります。逆にウィーンに住んでいた時は、周りにスーパーが6軒あって一番遠い所でも歩いて15分かからなかったです。なので、ずっと日本はスーパーが少ない国というイメージがありました。但しオーストリアにはコンビニがないため、食品を販売する店舗の数は日本の方が多いかもしれませんが。

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世界初の幼稚園-キンダーガルテン

幼稚園という言葉はドイツ語Kindergartenからの訳語というのはご存じでしょうか。そうです、英語でもドイツ語からの外来語としてkindergarden-キンダーガーデン―『子供たちの園(庭)』という表現を使っていますよね。幼稚園という概念、そして世界初の幼稚園を創設したのは、ドイツの教育者、フリードリヒ・フレーベル(1782~1852)です。幼稚園もまたドイツの産物というわけです。

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スムージーボウルの元祖「ビルヒャーミュエスリ」

近年、アサイーボウルを初め、スムージーボウルなど様々なボウルフードが話題になっていますよね?

数年前に北米を中心に流行りだしたことからアメリカ生まれの新しい健康食品と思われがちですが、実は前から同様な発想の料理がスイスに存在していたことをご存知でしたか?

シリアルに牛乳またはヨーグルトを混ぜ、トッピングとしてフルーツを加えるボウルに入った料理はスイスで「ビルヒャーミュエスリ」(Birchermüesli)と呼ばれ、100年以上も前から食べられている家庭料理です。

という訳で、今回は元祖スムージーボウルとも言えるスイスを代表する料理をご紹介いたします。

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ドイツの川① 父なる川 ライン

ドイツの国境は9ヵ国に囲まれており、海があるのは北ドイツに面する北海とバルト海だけです。海はあまり身近な存在ではありませんが、有名かつ重要な川はいくつか存在します。森がドイツ人の精神性に深く根付いている一方で、ドイツ人にとっての川の存在と意味も見逃すことはできません。歴史的にみると、ときに国境線として争いの場にもなり、また、経済産業を支える重要な役割も果たしてきました。

今回はドイツを流れる川の中でも、最も重要といわれているライン川についてお伝えします。

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WEBドイツ語法律・契約書翻訳講座 2021年10月9日(土)スタート

ドイツ語の法律・契約書翻訳でも定評があるトランスユーロが開催する、ドイツ語法律・契約書翻訳講座(WEB)です。

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白い肌と高い鼻―日本の美の理想像―

美の理想像は国によって様々ですが、日本ではどのようなものが美しいとされるのでしょうか?日本は、自身の外見を非常に重要視する国です。多くの日本人女性にとって、化粧をしないで外出することは考えられないことであり、自らの理想に近づくためにあらゆる手が尽くされているのです。

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