ドイツ人と森~失われていくドイツの森~

ドイツといえば森。誰でも思い浮かべるイメージですが、日本の森林面積は国土の三分の二を占める66%もある一方、ドイツの森林面積は全体の32%で1140万ヘクタールです。それにもかかわらず、ドイツにおける森の文化的意義は大きく、人々の生活に密着したものとなっています。数あるドイツの森ですが、その中でも今日は黒い森を手掛かりにドイツ人と森の関係にフォーカスしてみたいと思います。

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日本における在日外国人差別

日本の法務省は2017年、日本在住の外国人を対象にした差別の実態調査を実施しました。この調査の背景として、日本に住む外国人の増加があります。調査は日本の様々な地域に暮らす4,000人以上の外国人を対象に行われました。外国人差別について、どのようなデーターが得られたのでしょうか?

調査内容は、住居探しや職探し、レストランへの入店、日本人との交流など、生活における様々な領域に及びました。この記事では、その中のいくつかの点について触れたいと思います。

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ドイツのことわざ

犬も歩けば棒に当たる、論より証拠、花より団子…。日本語に様々なことわざがあるようにドイツ語にも、数多のことわざが存在します。ことわざのことをドイツ語ではSprichwortと言います。長い歴史の中で培われてきた教訓や格言など、生きていく中での知恵が凝縮されたことわざについて今日はお伝えします。

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オーストリアのお菓子

ヨーロッパのお菓子といえば、フランスやスイスやベルギーのお菓子、特にチョコレートが有名ですね。Birewegge さんが「チョコレート大国スイス」の記事でスイスのチョコレート文化を紹介しましたが、オーストリアのお菓子もスイスのチョコレートに決して引けを取らないと思いますので、今回はオーストリアのお菓子を紹介いたします。

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家も自分で建てる!? DIY大国ドイツ

ドイツはサービス砂漠と揶揄されることもありますが、その反動なのか国民性なのか、なんでも自分でやろう!という精神が強く、DIYもごく身近に行われています。身近な家具のペンキ塗りに始まり、車の修理、電話の配線工事、さらには自分の家の庭に、新しい家を一から建てている人を見たこともあります。

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Velo, Bike, Töff スイスドイツ語講座その5:乗り物

先日、パラグアイ人の知り合いから、南米ではスペイン語が共通言語になっているにも拘らず、それぞれの国で「バス」の呼び名が異なるという興味深いお話を聞きました。

実はドイツ語圏でも同様な傾向があり、国によっては乗り物の名前が大きく異なる場合があります。

中でもスイスドイツ語では標準ドイツ語と語源の違う様々な名称が使われているので、ドイツ人やオーストリア人がその意味を理解することができず、混乱することも少なくありません。

したがって、今回はスイスドイツ語と標準ドイツ語の差異が最も鮮明に表れている乗り物について学んでいきましょう。

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メルヘン それはドイツから

赤ずきん、ヘンゼルとグレーテル、ブレーメンの音楽隊。。。子供時代に慣れ親しんだ物語の数々ではないでしょうか。このような物語、いわゆるメルヘンと聞いてどのようなイメージが浮かびますか?夢のようなおとぎ話、森の中に住む魔女、ヨーロッパのふるいお話など様々なイメージがあるかと思います。これらは主にドイツの民話であり、古くから伝えられている物語です。ドイツの観光ツアーにおいては、メルヘン街道というものもありますね。今回はこのメルヘンについてお届けします。

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長寿大国日本-なぜ日本人はそんなに長生きなのか?

日本の平均寿命は84.2歳と、ドイツの平均寿命80.6歳よりも高くなっています。沖縄県の女性の平均寿命はさらに高く、86歳です。長寿の理由は一体どこにあるのでしょうか?日本人の遺伝子か、日本の健康保険制度か、あるいは生活習慣でしょうか?

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ドクメンタ ドイツ開催の国際現代芸術展

芸術の都といえばパリ。音楽の都といえばウィーン。しかし今日ではそのような認識も徐々にアップデートされている現状があるのではないでしょうか。ドイツでは、5年に一度、カッセルでドクメンタという世界最大規模の国際現代芸術展が行われています。会期中には、人口20万人の都市であるこのカッセルに欧州全土から約60万人の観客が集まるほどです。今回は芸術の祭典となるこのドクメンタについてお伝えします。

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オーストリアの教育制度

オーストリアの学校では9月から新学期が始まりました。私は子どもの頃からこの時期がとても好きでした。季節が変わり、友人にまた会えて新しいノートとペンを買って、何か新しい事が始まるみたいなワクワクする気持ちが湧いてきます。日本の子どもたちも4月には、こんな気持ちになりますか?各国による学校教育制度には意外と大きな違いがあり、オーストリアと日本もそうなので、今回はオーストリアの教育制度をご紹介します。

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